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神経系におけるanillin遺伝子のノックダウンは、学習障害、運動機能障害を示す

染色体工学分野の大学院生 Huynh Man Anhさん、吉田英樹准教授らは、細胞分裂に必須で、足場タンパク質として働くAnillinの神経系でのノックダウンが、神経筋接合部の神経終末であるブートン数の増加、運動機能障害や学習障害を示すことを示しました。更に運動神経細胞特異的なanillinのノックダウンによってもブートン数の増加及び運動機能障害を示すことから、ショウジョウバエの神経細胞においてもanillin遺伝子が機能することを明らかにしました。本成果は、Experimental Cell Research誌に掲載されました。

The anillin knockdown in the Drosophila nervous system shows locomotor and learning defects. Huynh MA, Thao DTP, Yoshida H. Experimental Cell Research 2024, 444(2025) :114364. doi: 10.1016/j.yexcr.2024.114364.