課程・専攻での生活
4月 京都工芸繊維大学での一年が始まります
入学式(京都コンサートホール)とともにキャンパスライフが始動します。なお、大学院については、4月入学と秋入学がございます。
洛北の静かなキャンパス環境とキャンパスから見える比叡山(松ヶ崎キャンパス)
4月 1年次 新入生研修セミナーが開催されます
1年次前期 自然観察学・生物生産学実習が開講されます (嵯峨キャンパス)
自然豊かな嵯峨キャンパス
1年次から学外のイベントに挑戦する学生もいます
iGEMで金賞とベストポスター賞を受賞
米国マサチューセッツ工科大学で開催されたiGEM(国際遺伝子改変マシーンコンテスト)世界大会に応用生物学課程学生を中心とする本学チーム「KIT-Kyoto」が参戦しました。iGEMは、ハーバード大学など世界有数の大学の学部生が中心となり、設計・作製した遺伝子改変生物あるいはそのパーツを登録し、またアイデアをWebページで紹介し、総合力を競う国際大会です。
2010年度は世界各地から130チーム、約1,500名が参加し、日本からは東大、京大、阪大など9チームが参加しました。本チームのプロジェクト「大腸菌ペン」は高い評価を受けて、金賞とベストポスター賞を受賞し、京都新聞やYahoo Japanトップニュースでも「大腸菌アート」として大きく報道されました(http://sciencejournal.livedoor.biz/archives/2684407.html)。
2年次から講義と連動した実験・実習が開始されます
2年次前・後期と3年次前期に行う学生実験の主な内容
化学基礎実験
中和滴定、電位差滴定、アセチル酸合成、糖の定量と消化、薄層クロマト、キレート滴定と鉄イオン濃度測定、蛋白質の定量とイオンクロマトグラフィー、核酸の定量 など
生物学基礎実験
大腸菌とファージ、微生物の増殖、昆虫と脊椎動物の形態観察、植物の気孔、自然免疫機構、動物の胚発生 など
生物機能学・分子生物学実験ⅠおよびⅡ
ゲノムDNA損傷と細胞修復、遺伝子マッピング、外来遺伝子発現、ウィルス蛋白質と核酸解析、プラスミドDNA調節、DNA物理地図、DNA抽出と分析、酵素の精製と活性測定、酵素反応速度論、細胞分画と純度検定、酵素抗体反応、昆虫の脱皮と変態、色素関連分子の分離、細胞のプログラム死、発酵食品製造実験、電子顕微鏡観察、運動神経生理学、哺乳動物の組織観察、神経伝達物質の作用、薬物の血管透過性、レーザー顕微鏡を用いた免疫組織化学、透過性、蛋白質のX線結晶解析、植物のオルガネラ観察、植物の光合成機能、植物の維管束の機能、ニンジンカルス、作物の収量調査、など
同時に、2年次から英語講読演習も始まります
3年次後期から各研究室に配属されます
いよいよ 研究室生活が始まります。
自身の研究成果を学会等や論文などで発表します
活躍する大学院生
研究活動が認められ、表彰される大学院生もいます。
2011年 森田(竹村)晶子さん
第11回日本神経内分泌学会若手研究奨励賞受賞
http://www.nacos.com/jns/j/
現在は 奈良県立医科大学・助教を経て、名古屋市立大学医学部・特任助教として活躍中
2014年 田中 領くん
文科省・サイエンス・インカレ奨励賞受賞
応用生物学課程・専攻の一体感を大事にしています
2月 卒業論文、修士・博士論文の作製ならびに公聴会
研究の集大成をまとめ、発表します。
3月 課程卒業、大学院修了
卒業後も、遊びに、共同研究・営業等と理由はさまざまですが、多数が元気な顔を見せに大学に立ち寄ってくれます。