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植物分子工学研究分野

半場

教授 半場 祐子

Yuko T. Hanba, Ph.D. Professor 

半場 HP   北島 HP

人類を含むすべての生物にとって植物は不可欠な存在です。植物は食料や建築材として利用されるだけでなく、様々な有用成分を含んでおり、さらに大気から二酸 化炭素を吸収することで温暖化を抑える重要な役割を担っています。本研究分野では、植物の生理生態や環境応答、植物・昆虫間の相互作用、有用植物の活用について、その機構や機能を個体レベルから分子レベルで理解することにより、植物の機能を向上させ、環境問題の解決を目指します。

研究・教育

大気中の二酸化炭素増加による地球温暖化、都市化によるヒートアイランド現象、農薬の過剰な使用による環境汚染は、いずれも解決し なければならない重要な環境問題です。わたしたちの研究室では、植物の光合成のはたらきを向上させるための生理的メカニズムの解明や、植物に含まれており 害虫防除につながる有用物質産生の分子メカニズムの解明などにとりくんでいます。このような基礎研究の成果を、植物個体の生産性の向上や、植物由来の有用 物質生産、総合的害虫防除システムの構築など、自然環境の保全や安全な食作りなどの応用に結びつけるための教育研究を行っています。こうした教育研究への 取り組みを通して、環境問題の解決を目指すことのできる実践的研究能力をもった研究者や高度技術者の養成を目指しています。

研究課題

  1. ヒートアイランド化の抑制を目指した都市緑化樹木の光合成機能向上
  2. アクアポリンおよびEcHB1遺伝子が植物の水利用効率向上に果たす役割
  3. 病害虫に対する植物の防御に関わる遺伝子の探索

業績

  1. Yuichi Kagotani, Keisuke Nishida, Takashi Kiyomizu, Keisuke Sasaki, Atsushi Kume and Yuko T. Hanba (2016) Photosynthetic responses to soil water stress in summer in two Japanese urban landscape tree species (Ginkgo biloba and Prunus yedoensis) – effects of pruning mulch and irrigation management-.

    Trees 30, 697-708

  2. Tosens T, Nishida K, Gago J, Coopman RE, Cabrera HM, Carriquí M, Laanisto L, Morales L, Nadal M, Rojas R, Talts E, Tomas M, Hanba YT, Niinemets Ü, Flexas J (2016) The photosynthetic capacity in 35 ferns and fern allies: mesophyll CO2 diffusion as a key trait.

    New Phytologist 209:1576-1590

  3. Kitajima, S., Taira, T., Oda, K., Yamato, K. T., Inukai, Y., & Hori, Y. (2012). Comparative study of gene expression and major proteins’ function of laticifers in lignified and unlignified organs of mulberry.

    Planta 235, 589-601.

研究室

URL http://www.cis.kit.ac.jp/~hanba/index_j.html
教授

半場 祐子

e-mail:hanba[ — at –]kit.ac.jp

Research gate: https://www.researchgate.net/profile/Yuko_Hanba

URL http://ameblo.jp/shokubutsu-bunshi-kit/
准教授

北島佐紀人

e-mail: sakito[ — at –]kit.ac.jp